キーワードの適正数は?
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ストックフォトをやっていると絶対に避けては通れない作業、それはキーワード設定。
1枚の写真に50キーワード設定できるサイトが多いのですが、どのぐらいのキーワードをつければいいのか?MAXまでキーワードを埋めた方が良いのか?少なくても大丈夫なのか?
私の結論としてはキーワードは少なすぎるのも良くないけれど無理にMAXにこだわらなくて良いと思います。
その理由をこれから解説していきますね。
何のためにキーワードを設定する?
キーワードは写真を検索結果に表示するための重要なコンテンツです。
ストックフォトはとにかくダウンロード会員に見てもらってなんぼです。
どんなに素晴らしい、使い勝手の良い写真をアップロードしていても、見られなければダウンロードされることもありませんからね。
そのためには写真を検索結果に表示させなければならない。
どうやって検索に引っ掛けるかと言うとタイトルとキーワードが利用されます。
タイトルも重要なんですが、サイト内での検索に力を発揮するのがキーワード。
ダウンロード会員がどんなキーワードで検索するかを予想し、そのキーワードをきちんと設定する必要があります。
少なすぎはもったいない
そんな大事なキーワード、少なすぎはもったいない。
多くのサイトが最大設定数を決めているんですが、同じように最低設定数も決められています。
そのため、極論を言えば最低設定数の数だけキーワードを設定すれば審査は通過します。
ただ、それではもったいなさすぎる。
例えばこの青空の写真。
(c)hachiware - 画像素材 PIXTA -
「空」、「青」、「雲」、「晴れ」、「夏」の5つのキーワードを設定したとします。
この5つを全部一度にPIXTAで検索してみると、表示される検索結果は278,026件もあるんです。(2021.7.28時点)
次に「無人」を足して6つで検索すると、表示される検索結果は29,739件。なんと9割近く減るんです。(それでも多いですけどね。)
検索結果が減ると言うことはダウンロード会員の人が見るチャンスが増えるということ。
ダウンロード会員の人に見られるということはダウンロードされることにもつながるのでしっかりとキーワード設定をしておかないともったいないですね。
多すぎも良くない?
キーワードが少ないともったいないから最大MAXまでキーワード設定した方が良いかと言うと、そうとも言い切れない話が。
まずは、大前提としてきちんと適切なキーワードをつけること。多ければ多い方が良いからと言って不適切なキーワードを付けまくる行為は各社とも禁止しています。
例え審査に通ったとしても場合によってはダウンロードした人からのクレームにつながる可能性もあります。
各社ともキーワード設定のアドバイスページを作ってくれているので事前に目を通しておくことをお勧めします。
さらにAdobe stockでは推奨キーワード数もあるとのこと。
ただ、キーワード数について7~15って書かれているページと15~35って書かれているページがあるんですよね…。
そこ大事なんですけど!!と声を大にして言いたい気もするけれど、わざわざメールして聞くのも面倒なので放置しております。
個人的には7は少なすぎると思うので15~35の方が現実的かなと思っています。
正直なところ、ストックフォトって写真を審査に出す作業が結構な負担になります。その審査に出す作業の大半を占めるのはキーワード設定。
ここに時間をかけすぎて写真撮影や編集作業の時間が減ってしまうと本末転倒。
かといって写真はどんどん増えていくのに審査に出す量が減ってしまえば、日の目を見ることなく眠ってしまう写真がどんどん溜まってしまう。これももったいない。
だから私は25個を目標にキーワード設定をして、あとは思いつかなくなったところで審査に出しています。
結局キーワードは何個が適正?
Adobe stockに関しては公式に適正数が出ているのでそれが適正。
それ以外のサイトはなるべく多い方が良いけれど無理に最大数キーワード設定する必要はないと思っています。具体的には25個ぐらい入っていれば良いんじゃないかなと。
検索する人が入力するキーワードってそんなに奇をてらったような単語は入力しないと思うんですよね。自分が検索するときも「朝顔」「夏」「鉢植え」とかざっくりしたとこから絞っていく感じが多いし。
そう考えると無理してキーワードをひねり出しても、そのキーワードで検索する人がどれだけいるんだろうなと。それならある程度でキーワード設定を終えて、次の写真に手を付ける方がトータルでは良いと思っています。
キーワード数はこのぐらいが良いよ!って情報をお持ちの人がいらっしゃるようならコメント欄とかで教えていただけると嬉しいです!!
【追記】
その後、キーワードの数じゃなくて中身についても考察してみました。