写真素人、ストックフォトに挑戦中!

右往左往しながらのストックフォト体験記

写真ACの報酬がアップしました!

スポンサーリンク

f:id:hachistock:20210616155155p:plain

2021.6.14から写真ACのダウンロード報酬がアップしました。

今回は新しい報酬について詳しく見ていきます。 

写真ACの新しい報酬

今回の報酬改定に伴って本人確認書類の提出や、AI素材への利用承認など基本的な条件は変わっていません。単純に報酬がアップしたことになりますね。

新しい報酬はこちら↓

f:id:hachistock:20210616132647j:plain

引用元:ACヘルプセンター『ダウンロードポイントの内訳が知りたいです。』(2021.6.16参照)

URL:https://help.freebie-ac.jp/detail/17

具体的に変わったところ

具体的にどの部分がどう変わったかを表にしてみました。

本人確認書類提出済み(AI素材への利用未認証)
人物写真(モデルリリース承認済み) 5pt→5.5pt 0.5ptアップ
それ以外の写真 2.75pt→3pt 0.25ptアップ
本人確認書類提出済み + AI素材への利用認証済み
人物、モデルリリース不要 3pt→3.25pt 0.25ptアップ
人物、モデルリリース要、AI不可 5pt→5pt 変わらず
人物、モデルリリース要、AI可 10pt→11pt 1ptアップ
それ以外 3pt→3.25pt 0.25ptアップ
海外サイト 2pt→2pt 変わらず

写真ACのポイントで特徴的なのは顔が見えるか見えないかで雲泥の差があるということ。これは今回も変わりません。むしろ報酬改定前から7ポイントも差があったのに今回の報酬改定でさらに差が開きました。

具体的に見てみると同じ人物写真でもモデルリリースが不要な写真(手元や背中など顔が写っていない写真)と、モデルリリースが必要でAI利用可の写真(正面からばっちり顔が写っている写真)とではポイントが7.75ptも違います。

むしろ、モデルリリースが不要な写真は人物以外の写真と同じポイント数なので、そもそも人物写真ではないに等しい扱い。

そしてAI素材への利用承認も大きくてAI利用の可否によってポイントが倍近く違いますが、今回AI不可はポイントが上がらなかったこともちょっと注目です。

報酬改定を見て思うこと

以前からですが、写真ACとしては顔のはっきり見える人物写真を重要視していることがよくわかります。今回の報酬改定にも明らかにその意思が反映されていると感じました。

特にモデルリリースが必要でAI利用可の写真を重要視している理由に、写真ACの運営会社であるACワークスが提供しているfusionACが関係していると思います。

fusionACにはAIによって実際には存在しない人物の顔を合成で創り出し、写真の人物と入れ替える機能があります。たぶんAI利用可にするとこの機能で使われるのではないかと思っています。AIが作った顔なので肖像権を気にすることなく使えることから人気が出ているようなので、ACワークスとしては力を入れていきたいところなんでしょうね。

正直、クリエイターからすればAI利用の可否にかかわらずモデルリリースが必要な時点で手間は同じだと思います。(私はモデルリリースが必要な写真は撮らないのであくまでも推測ですが)

それをわかっていてあえてAI利用の可否によって報酬に大きな差をつけたということはACワークスとしてはとにかく顔写真のデータが欲しいんでしょう。

今は顔写真のデータが欲しいからこそ報酬に大きな差がありますが、今後データが十分な量集まったらどうなるのかちょっと気になるところではあります。

以上、写真ACの新しい報酬についてでした。

 

以前の報酬について確認したい方はこちら↓

hachistock.hatenablog.com